髪の毛の長さや量について

髪の毛について

カットの時期

個人差はありますが、生後~3年くらいが最適です。
生後3年過ぎていても、これまで当社の技術で制作できなかった髪の毛はございませんのでご安心下さい。
これまでカットから最も歳月が経過しているケースでは、24年前のお子様の髪の毛で制作した実績がございます。初めて切った髪の毛であれば、何年経っていても胎毛筆にはできますのでご安心下さい。 お客様からご要望があれば、一度カットした髪の毛でも制作できます。


髪の毛の長さ

最低でも3cm以上あれば制作可能ですが、5cm以上が最適です。
長めの方が見映えの良い筆に仕上がります。
※短い髪の毛も筆の芯の部分に使用致しますので、ご一緒にお送りください。

カットの仕方

すき揃えた髪の毛の根元にクシをさしこみ、その上からハサミを入れれば髪の毛がきれいにカットできます。御心配な場合は、理・美容院をご利用下さい。
理・美容院でカットされる場合は、こちらの用紙を印刷して理・美容師の方に参考にしていただくと安心です。

赤ちゃん筆に必要な髪の毛・カットについての資料最寄りの当社の代理店(美容院)を御紹介することもできますので、その場合はお問い合わせ下さいませ。

髪の毛の量

胎毛筆の場合

束ねて大人の小指くらいの量が立派な筆ができるのに最適です。
(束ねた根元が約0.7~1cm以上)

当社では髪の毛の量に応じて3~5種類の太さの筆軸をご用意しております。
筆軸を3~5種類の大きさの中から選ぶ際、一番大きい筆軸のサイズに丁度いい髪の毛の量を目安として大人の小指くらいの量としております。髪の毛の量が少ないお子様の場合、その量に合った小さい筆軸を選択させていただいております。同じ原料から作ったどのサイズの筆軸でも胎毛筆にすると定価は同じですが、大きい筆軸は小さい筆軸に比べ原価が高くなっております。
お子様の一生に一度の記念となるものですので、大きい立派なものにして差し上げたいという思いから、当社では髪の毛の量の目安を大体大人の小指程度と設定しております。
少ない場合でも、髪の毛の量に応じてこちらが最適な太さの筆軸を選びますので御安心下さい。

胎毛紅筆の場合

束ねて大人の小指の3分の1くらいの量があれば制作できます。
(束ねた根元が約0.5cm以上)

胎毛紅筆は少量の髪の毛で制作できますので、髪の毛の少ないお子様や、あまり髪の毛を切りたくないという方におすすめできます。
胎毛筆1本分の髪の毛の量があれば、胎毛紅筆でしたら3本制作することが可能です。
親御さんなどにもプレゼントする場合は、こちらを選ばれるお客様もいらっしゃいます。

胎毛筆、胎毛紅筆の余った髪の毛は筆と一緒にお返しします。
良い毛を選別して制作致しますので、なるべく多い量を送っていただいた方が、仕上がりの良い筆が出来上がります。カットした髪の毛はすべてお送りください。

くせ毛の場合

髪の毛が生まれつきカールしているお子様の場合でも、当社の技術ならばくせ毛を残したままでの赤ちゃん筆の制作が可能です。髪の毛のカールをそのまま残して制作することも可能ですし、筆作りの技術でカールした髪の毛を直毛にすることも可能です。

くせ毛を残したままで制作する場合

カートからのお申込み
商品ページからお申し込みの場合は、項目選択肢【穂先(髪の毛の部分)の仕上がり】の部分を「自然な髪質(くせ毛)を残す」に選択してご注文下さい。


お申し込み用紙からのお申し込み
お申し込み用紙からご注文の場合は、【毛先の加工】の部分を「くせ毛」に〇を付けてご注文下さい。


必要事項をご記入した用紙でのお申し込み
必要事項をご自分で記入した用紙を封筒に同封してお申し込みの場合は、 「くせ毛希望」とどこかにご記入の上でご注文下さい。

※くせ毛を残して制作する場合は、穂先(髪の毛の部分)の「のり固め」ができませんので、「のり固めなし」で制作させていただきます。

くせ毛の場合の髪の毛の包み方

くせ毛の髪の毛の方は、毛先と根元の方向を揃えた後、できればゴム等で縛ってご送付ください。右の画像のようにバラバラの場合、毛先の向きを揃え直す作業を行わないといけませんので、制作期間が延びるばかりか、その工程で毛先が傷んだり、筆に使用できる髪の毛の量が減ったりする場合があります。
お子様の筆を良い物に仕上げるためにもご協力を宜しくお願い致します。

髪の毛の送り方

1.カットした髪の毛先をできるだけ切り口を揃えて紙の上に並べます。
※ティッシュは毛が絡まりやすいのでご遠慮ください。


2.毛がこぼれ落ちないように包み込みます。

3.髪の毛を封筒などに入れてご郵送下さい。申込み用紙でご注文の場合は、用紙と髪の毛を同封してご郵送下さい。

動画でヘアカット方法と送り方を見る